研究主題について 昨年度の反省を踏まえた上で今年度は、子供たちが学習材として教科書に取り上げられている文学的文章を確かに読み取るための原理原則を的確に指導していくことが重要課題であると考えた。そのための一つの手段として昨年度白石範孝先生から示された「10の観点」を土台にしながら本校としての「指導の重点」を考え、それを授業の中に取り入れていくことによって、児童が文章を確かに読み取ることができるのではないかと考えた。 さらに、7月の研究授業で指導していただいた田島亮一先生から、「3段階の指導法」を本校でも推進していくことを決定した。すなわち、全体を大まかにとらえる第一段階、因果関係をひもといていく第二段階、読み取ったことに対して思ったこと、考えたことを表現していく第三段階である。こうした段階を踏まえた指導を行うことによって上述した「読み取り」や「読み深め」が確実に身に付くと考える。また、常に自分なりの考えをもちながら学習に臨むことによって、学習材である文学的文章の読みの視点が見えてくるはずであり、それと同時に文学的文章の学習に対する意欲や楽しさが芽生えてくると考える。さらにその結果として幅広い読書への姿勢も培われると思われる。 以上のような考えから、児童が学習材を正しく読み取ることを重点にして授業実践を行いつつ、目指すものとして、「考えをもちながら、読みが深められる子」を主題として設定した。 研究の経過 ・7月1日(金) 第1回研究授業 3年「海をかっとばせ」 3年3組 城戸 律雄教諭 講師 松木 正子先生(十文字学園女子大学 教授) ・7月15日(金) 第2回研究授業 4年「一つの花」 4年2組 森田さとみ教諭 講師 田島 亮一先生(晃華学園小学校教諭) ※この際の田島先生からのご指導により、本校の研究内容として、「三段階の読み」の指導法を探っていく方向性を決定し、以降の研究授業を行っていくことを確認 ・9月14日(水) 第3回研究授業 2年「お手紙」 2年1組 小美濃 文子教諭 講師 輿水 かおり先生(玉川大学教授) ・10月26日(水)第4回研究授業 5年「大造じいさんとがん」5年1組 細江 剛史教諭 講師 二宮 龍也先生(湯河原市立 吉岡小学校教諭) ・11月16日(水)第5回研究授業 6年「海の命」 6年1組 塩野 裕一主幹教諭 講師 藤田 伸一先生(大田区立 大森第五小学校教諭) ・12月14日(水)第6回研究授業(東村山市教育委員会 定例訪問) 1年「たぬきの糸車」1年1組 君島 園美教諭 |
| 研究構想について(PDFファイルで開きます。) |